確定申告

書面提出でやるiDeCoの確定申告【2019年版】

iDeCo(個人型確定拠出年金)の確定申告をすべき人とは

iDeCo(個人型確定拠出年金)をやっている人は、「小規模企業共済等掛金控除」という青いカード(所得控除)が使えるので
税金を大幅に減らすことができます。
⇒事例2
⇒事例6

この「小規模企業共済等掛金控除」を使って税金を減らすためには、
サラリーマンの場合は、年末調整で会社に提出する
「給与所得者の保険料控除申告書」という書類に、
iDeCoの年間掛金を記載して申告する必要があります。

給与から天引きで掛金を払っている場合は、既に申告書に記載してあったり、会社で記入してくれるので、特に自分で記載する必要はありません。

「自分の掛金はちゃんと控除されるのだろうか?」と心配になるかもしれませんが、
この「小規模企業共済等掛金控除」が所得控除として適用されたかどうかは、
源泉徴収票の社会保険料等の金額欄を見ることによって確認できます。

iDeCoをやっているにもかかわらず、
源泉徴収票の「社会保険料等の金額」の欄が2段に記載されていない人は
年末調整でiDeCoの所得控除が行われていないことになります。

このままでは、無駄に多くの税金を払うことになってしまうので、
確定申告をすることで、iDeCoの所得控除を適用し、
払い過ぎている税金を取り戻す必要があります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の確定申告の方法

確定申告は、パソコンから行う電子申告(e-Tax)が最もラクで簡単ですが、
事前にマイナンバーカードなどの準備が必要なため、初めての人にはかなり障壁が高いです。

初めての人には、
ID・パスワード方式によるe-Tax(電子申告)を行うか、
パソコンでデータ入力して申告書を作成し、印刷した書類を提出する
という基本的な方法をお薦めします。

ここでは、パソコンでやる「書面提出」の方法について説明します。

国税庁の「確定申告書作成コーナー」(無料)から、
ボタンを押して、数値を入力していけば、
簡単に申告書類のPDFが作成できる
ようになっています。

国税庁の「確定申告書作成コーナー」サイトへ行く

⇒国税庁「確定申告書等作成コーナー」はコチラ


「作成開始」ボタンを押します。

 

 


「印刷して書面提出する」ボタンを押します。

 

 


パソコンのWindows、ブラウザなどの環境を確認します。

プリンターは自宅になくても、
コンビニのプリントサービスで可能です。

 

作成する申告書を指定する


昨年分の確定申告書を作成するので、
「平成30年分の申告書等の作成」ボタンを押します。

それ以前もiDeCoの控除を忘れている場合は、過去5年分までさかのぼって申告することができるので、過去の源泉徴収票も確認することをお薦めします。

「所得税」のボタンを押します。

 

 


「給与・年金の方」の「作成開始」ボタンを押します。

 

 


データ入力に必要な書類を準備します。

iDeCoの申告の場合は、
・平成30年分源泉徴収票
・平成30年分小規模企業共済払込証明書ハガキ
が必要なので、手元に用意します。

 

本人情報を入力する


生年月日を入力して、次へボタンを押します。

 

 


「給与のみ」にチェックを入れて、次へボタンを押します。

 

 


給与支払いが1か所のみなら、1か所のみにチェックを入れます。
年末調整が済んでいるなら、年末調整済みにチェックを入れ、次へボタンを押します。

 

 


iDeCoの控除を申告するので、
「上記以外の控除の追加・変更」の欄にチェックを入れ、次へボタンを押します。

 

 

源泉徴収票のデータを入力する


給与の「入力する」ボタンを押します。
(間違って、入力終了(次へ)ボタンを押してはいけません!)

 

 


平成30年分源泉徴収票を見ながら、
「支払金額」
「源泉徴収税額」
を入力します。

③~⑧にも必要なものがあれば入力します。
無ければ空欄のままでいいです。

次へボタンを押します。

 

 


「社会保険料等の金額」を入力します。

⑩~⑮にも必要なものがあれば入力します。
無ければ空欄のままでいいです。

次へボタンを押します。

 

 


⑯~⑰にも必要なものがあれば入力します。
無ければ空欄のままでいいです。

次へボタンを押します。

 

 


⑱~23にも必要なものがあれば入力します。
無ければ空欄のままでいいです。

24「支払者」は必ず記入します。
源泉徴収票に記載されている会社の住所と名称をそのまま記入します。

次へボタンを押します。

 

 


金額が正しいか確認して、
次へボタンを押します。

間違っている場合は、左上の訂正ボタンを押せば、先ほどの入力画面に戻れます。

次へボタンを押します。

 

 

iDeCoの所得控除のデータを入力する


小規模企業共済等掛金控除の欄の
「入力する」ボタンを押します。

 

 


上から3段目の、「個人型確定拠出年金・(iDeCo(イデコ))」の欄に、
小規模企業共済等払込証明書ハガキの「掛金合計金額」を入力します。

次へボタンを押します。

 

 

この画面で、「所得控除」の合計額がどれくらいになるのかがわかります。

この他にも、医療費控除や寄付金控除など控除したいものががある場合は、この画面にある「入力する」ボタンを押すことで入力していきます。
これ以上、所得控除するものがなければ、次へボタンを押して、次のステップへ進みます。

 

 


住宅ローン控除などの税額控除がなければ、

次へボタンを押します。

 

 


還付される金額を確認します。
「還付」とは、払い過ぎていいる状態の所得税を返してくれることです。

この還付額は、iDeCoの控除により「所得税」が減額される分です。

これとは別に、iDeCoの控除により6月から払う住民税も減ります。
住民税の計算には、今回の確定申告書のデータが利用されるので、あえて住民税の申告をする必要はありません。
「住民税」で減額される分は、5月頃会社から手渡される「住民税決定通知書」によって確認できます。

次へボタンを押します。

 

 


住民税への情報受け渡しのために、
住民税の徴収方法を
「給与から差引き」
「自分で納付」
のどちらにするかを選択します。

給与以外の副業の収入があって、副業が会社にバレたくない場合は、「自分で納付」を選びます。
今回はむしろ税金が少なくなる方向の還付申告なので、会社にバレるバレないの問題は関係ありません。
会社の天引き以上に払う住民税があるわけでないので、どちらを選んでも同じです。

住民税非課税の情報のために、
16歳未満の扶養者と、別居配偶者の、
「あり・なし」にチェックを入れます。
どちらも無ければ、「なし」にチェックを入れ
次へボタンを押します。

 

 


還付される金額を振り込んでもらう、
銀行口座の情報を入力します。

還付される所得税の金額は、
4月~6月ころに、この口座に振り込まれます。

次へボタンを押します。

 

 


名前、性別、電話番号を入力します。
最後の世帯主の氏名・続柄は
「ご自身が世帯主」ボタンを押せば自動入力されます。

 

 

住所を入力します。
提出先となる管轄税務署を選択します。
↓わからない方はコチラ
⇒自分の管轄税務署を調べる

提出年月日を入力します。
整理番号は、初めての人はまだないので、空欄でかまいません。

最後に平成31年1月1日の住所を入力します。
(この時の住所が、平成30年分の住民税を納める自治体になります。)

次へボタンを押します。

 

 


自分のマイナンバーの番号(12桁)を入力します。
次へボタンを押します。

 

 

確定申告に必要な書類を印刷する


「帳票表示・印刷」ボタンを押します。
pdfが開くので、pdfから印刷します。


6枚印刷されるので、
初めの3枚(申告書第一表、申告書第二表、添付書類台紙)を提出します。
「申告書第一表」の氏名の横の「印」に
忘れずに、押印します。

 


添付書類台紙には、
「平成30年分源泉徴収票」
「平成30年分小規模企業共済等掛金控除払込証明書」
「本人確認書類(通知カード・免許証コピー)」
を貼り付けます、

 

 

印刷した書類を提出する

最後のページには、提出方法の案内が記載されています。

提出方法は、
①管轄の税務署に持参する
②管轄の税務署へ郵送する
③管轄の税務署の時間外投函箱に投げ込む
④大きな駅や商業施設などにある「特設会場」に持参する
「特設会場」は管轄の税務署のホームページに記載されています。
⇒自分の管轄税務署を調べる

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