確定申告

確定申告のやり方【2019年版】

書面提出 or e-tax(電子申告)

確定申告書は、まず提出方法によって
・書面提出
・e-tax(電子申告)
の二つに分けられます。

書面提出は申告書等の書類を、税務署に持参or郵送する必要がありますが、
e-taxであれば、自宅のパソコンからデータ送信するだけで済み、添付書類は提出不要なので手間がかかりません。

e-Taxは平成16年の始まった当時は、手軽さよりも導入準備が煩雑であったため、なかなか普及しませんでしたが、徐々に簡便化されて普及が進み、現在では個人でも6割以上はe-Taxで確定申告を行っています。

個人でも、6割以上はe-Taxで確定申告を行っています

2019年(平成31年)1月からは、「ID・パスワード方式」によるe-Taxも始まったので、さらに普及が進むと考えられます。
初心者には「ID・パスワード方式」によるe-Taxをお薦めします。

書面提出

書面提出は
「手書きで作成」する方法
「パソコンで作成」する方法
の二つがあります。

手書き作成

「手書き作成」は最も簡単そうに思えますが、
初心者がやると誤計算、誤記入のオンパレードになり、実は最も難しい方法です。
手書きでやる場合の、手引きもありますが、読み込んで理解するだけでも大変なので、初心者にはオススメできません。
ただし、最も税金のしくみを勉強できる方法ではあります。

パソコンで作成

パソコンを使う方法ですが、専用ソフト等のインストールは不要です。
通常のブラウザで、国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」サイトの「作成開始」ボタンを押して、案内に従って源泉徴収票などのデータを入力していけば、
自動的に税金の計算が行われ、申告書等の必要な書類がpdfで自動作成されるようになっています。
パソコンの操作さえできれば、税金計算の知識は不要です。
このため、(なぜ、この税額になったのか?)というような税金のしくみの勉強には全くなりません。

最終的に自動作成されたpdfを印刷して、源泉徴収票などの添付書類とともに税務署へ持参or郵送します。
印刷はコンビニのプリントサービスでも可能です。

e-tax(電子申告)

e-Taxは、書面提出の「パソコンで作成」と同様に、「確定申告書等作成コーナー」サイトを使います。
データをオンラインで税務署に送信するため、個人認証方式の違いによって
・ID・パスワード方式
・マイナンバーカード方式
の二つに分けられます。

ID・パスワード方式

本来e-Taxは、「マイナンバーカード方式」だけなのですが、
マイナンバーカードがあまりにも普及しないので、
国税庁が苦肉の策として、「ID・パスワード方式」という簡易方式を2019年(平成31年)1月から導入しました。

このため、ID・パスワード方式はマイナンバーカードが普及するまでの暫定制度です。
(マイナンバーカードが普及するには時間がかかるでしょうから、当分の間は使える制度と考えられます)

「ID・パスワード方式」の最大のメリットは、「マイナンバーカード」「ICカードリーダライタ」不要
自宅にパソコンさえあればe-Taxが可能ということです。

ただし、ID・パスワードをもらうために、一度は税務署に行く必要があります。

ID・パスワードのもらい方


ID・パスワードをもらう税務署は、自分の管轄の税務署だけでなく、どこの税務署でも可能です。
勤務先の近くの税務署でも可能なので、
サラリーマンは、昼休みに行くこともできます。
所要時間は空いていれば5分程度です。

「スマホ申告」が可能

さらに、2019年(平成31年)1月から「ID・パスワード方式」によって、
スマートフォンによる「スマホ申告」が可能になりました。

ただし、今ところ「スマホ申告」が可能なのは
年末調整が済んだ、サラリーマン(給料は1か所)で
医療費控除寄付金控除(ふるさと納税など)の申告をする人
に限られます。

上記に該当すれば、パソコンが無くても、スマートフォンだけで確定申告(還付申告)が完結します。
「スマホ申告」もe-Taxなので、領収書や受領書提出は不要です(ただし、5年間保管は必要)。

マイナンバーカード方式

基本的なe-Tax(電子申告)の方法です。
マイナンバーカードICカードリーダライタ必要です。
2019年(平成31年)1月からは、電子証明書の登録が不要となったので、昔と比べれば、かなり手軽な方法になっています。

マイナンバーカードの作り方

スマホまたはパソコンで、「マイナンバーカード総合サイト」から申請を出します。
約1ヶ月後に交付通知書ハガキがくるので、
交付通知書ハガキ
マイナンバー通知カード
運転免許証等の身分証明書
を持って、市役所等で受け取ります。

マイナンバーカードは、コンビニで住民票などがとれるだけでなく、まもなく保険証などにも使えるので、時間がある時にとっておくことをお薦めします。

ICカードリーダライタの入手方法

ICカードリーダライタとは、マイナンバーカードに記録された電子情報を読むための機器です。
家電量販店等で購入できますが、Amazonや楽天で購入(約1,800円)するのが簡単です。
オススメ NTTコミュニケーションズ ICカードリーダライタ ACR39-NTTCom

スマホをICカードリーダライタとして使う方法

一部のスマートフォンは、マイナンバーカードのチップ情報を読み込めるため、
ICカードリーダライタの代わりに使うことができます。
「公的個人認証サービスポータルサイト」
「マイナンバーカードに対応したスマートフォン一覧」
(2019年2月8日現在)

⇒国税庁「スマートフォンをICカードリーダライタとして利用するためにはどうすればよいのですか」

パソコンが使えない人はどうする?


パソコンを持っていない人、パソコンが使えない人は、
無理に「手書き作成」の書面提出に挑戦する必要はありません。

税務署確定申告会場には、e-Taxができるパソコンが置いてあり、
横で教えてもらいながらe-Taxによる確定申告ができます。
実際に、e-Taxの多くは税務署等のパソコンで行われているので、遠慮せずに使わせてもらいましょう。
ただし、確定申告時期(2/15~3/15)は大変混雑します。

 

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