ワンストップ特例とは
君のように、確定申告をしないサラリーマンでも、ふるさと納税が簡単できるように作られた制度だ。
確定申告が恐くてできない人は、この制度を利用するところから始めるといい。
A市の君がB市に寄付したとすると、
B市がA市に「あなたの市民がうちに寄付してれたので、その人の住民税を安くしてあげてね♪」
と、連絡をしてくれるんだ。

内心では「チッキショー」と思いながら、
君の住民税を減らすしかない。
ワンストップ特例のやり方
注文時に「特例を希望する」にチェックを入れる
とりあえず、僕は何をすればいいんですか?
寄付の注文をするときに「特例制度を利用する」のチェック欄が出てくるから、
「希望する」にチェックを入れるだけ。

特例申請書が送られてくる
返礼品とは別に、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」という書類が送られてくるから、
それに必要事項を記入して印鑑を押して返送しなければならない。
この返送をして初めて「ワンストップ特例の宣言」をしたことになるんだ。
実際には、きみがふるさと納税サイトに登録した情報をもとにほとんどの欄は記入されている場合が多い。
まあ、、自治体によって違うから、書かれていない場合は自分で記入しなければならない
君だって、住所や名前くらい書けるだろ
印鑑だけは忘れないようにね

通知書と免許書のコピーを用意する
「マイナンバー通知カード」と「運転免許証」等の身分証明書のコピーを同封しないといけない。
マイナンバーって、不便なことばかり…
パスワードをかけたPDFファイルで保存しておくと便利だよ。
来年からの、ワンストップ特例にも何度も印刷して使えるし。
特例申請書とコピー書類を返送する

切手不要の返信用封筒を、申請書と一緒に送ってくれる自治体が多いけど、
無い場合は、自分で普通の封筒を用意して、82円切手を貼って返送する。
メールでできないんですか?…
こればっかりは、付き合ってあげるしかないね。
この、返送作業が「ワンストップ特例」の最大のデメリットと言っていい
2019年からは、スマホで確定申告できるようになるから、ワンストップ特例を使わず、
ふるさと納税もスマホで確定申告するのが、一番スマートで簡単な方法になるだろうね。
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