確定申告

年末調整では控除できない「所得控除」

サラリーマンは、14種類ある青いカード所得控除)の内ほとんどのカードは
10月~11月ころ、会社に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」などの書類を提出すれば
会社が年末調整で控除の処理をしてくれます。

このため、サラリーマンは基本的には確定申告をしなくても、
それぞれの所得控除により税金を減らすことができます。

しかし、サラリーマンであっても、次の3枚のカード(所得控除)は、
会社の年末調整では処理できないため、
自分で確定申告をしない限り、税金を安くすることができません。

医療費控除・・・医療費をたくさん払った人が使えるカード

雑損控除・・・災害や盗難の被害にあった人が使えるカード

寄付金控除・・・ふるさと納税などの寄付をした人が使えるカード

(ただし、寄付金控除のふるさと納税の場合だけは、「ワンストップ特例」を使えば、
確定申告は不要になります)

雑損控除を使える人はレアケースですが、
医療費をたくさん払っている人は多いので、
サラリーマンが確定申告をする理由は、「医療費控除を使いたいため」がトップになります。

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